早割・先得・早得・早特・・・商標登録状況は?

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早割という言葉は一般的になった感じがしますが、それ以外にも先得や早得、「とく」違いの早特・・・と、各社色々なネーミングがありますね。

早割・先得・早得・早特・・・商標登録状況は?

ANAの早期割引は早割。JALの場合は先得。JR東海は早特・・・と提供する会社によって早期割引の名称が違います。なんとなく一般化した感じのある早割にしない理由は・・・と考えると、思い当たるのが商標登録。特にANAとJALの場合は競合なので同じ表現、というのは難しそうですね。

あれだけCMを打ったりしてPRしているので、大企業的には当然商標登録も行っていると思うので、早割・先得・早得・早特、それぞれについて商標登録状況について調べてみました。

検索にはこちらのサイトを使っています。

早割

Googleで検索すると8,830万件の結果表示の「早割」。多分早期割引の愛称としては一番定着している気がします。「早割」の商標登録件数は13件。1994年にANAホールディングスが出願したのが最初です。

が、実は、1994年に出願されたときの「早割」の読みは「ソーカツ」だったんですね。

そして翌年1995年に「ハヤワリ」の読みで出願しています。

ただこの時点では商標の適用業界を示す区分は、ソーカツが輸送関連、ハヤワリが宿泊関連を含めた広めの出願となっていて、実はちょっと内容が違います。これは後々読み方を変えよう、ということで補助的に出願されたものなのかも知れませんね。

それ以外にプラザクリエイト、ぴあ、千趣会、日産自動車、ユニクエスト、LIXILが商標登録をしています。審査待ちが3件あります。

また「早割」に関連した語句でセゾン自動車火災保険の「おとなの早割」、進研ゼミの進学研究会の「進研Vもぎ早割り」がありました。

先得

JALが使っている「先得」は商標は5件。2006年に「先得」で読みは「さきとく」と同時に「先得割引」が「セントクワリビキ」という読みでも出願されています。

その後2014年に今も提供されている「ウルトラ先得」が出願されているようです。また審査待ちですがドコモが「ドコモの先得」という商標を申請中。

早特

新幹線の早期割引は新幹線の特急と合わせたのか早いに特の早特です。

新幹線にもある早割。EX早特21
飛行機の早割・先得は有名ですが、陸路の要の新幹線にも早割があります。

こちらの商標については、てっきりJR東海が出願しているかと思いきや・・・商標は3件ですべて審査中でした。

レストラン予約などをやっているEPARKが昨年2018年に早特(はやとく)を申請。あとの2件は「超IC早特」とEXアプリを意識したような申請ですが、JR東海などではなかったです。

早得

最後に早割以外だと一番使われそうな「早得」ですが、こちらの商標は10件。そして1995年にANAが「そーとく」「はやとく」で申請しています。ANAのサービスでは一部「早トク」の名称がありますが、今は使っていない感じですね。

それ以外だと、キャセイパシフィック航空、イオン、オリックス、サクラ精機、三菱ふそうといった会社が登録しています。派生商標としては、「Web早得」がNTT西日本(登録名は西日本電信電話株式会社)、「早値早得」を西日本JRバスが登録していました。

こうやって見てみるとやはりメジャーなのが早割な感じですが、最初にANAは「そーとく」で使うつもりだった、というのは意外でした。